中学受験、以前、お受験という言葉がブームになった時代がありましたよね。小学生のころから子供に英才教育をほどこして、中学受験をして、そのままエスカレーター式に大学へ、というのが流行っていた時代もあったように思います。まあ、いまでもそれらは一部の人達には不変だと思うのですが、家族が一心同体で子供の受験を支える、というドラマも流行りましたね。
中学受験と聞くと、なんだかとってもぎすぎすした、子供らしくないというイメージがありますが、決してそんなことはないのです。キメ細やかな、子供たち一人一人にあわせた情操教育という分野においても、中学受験はとっても大切なものだと思います。ワタシ達が子供のころにも、中学受験を目指して一生懸命勉強していた同級生がいましたが、とっても愉しそうでした。
中学受験を志すというのは、こどものうちに辛い受験をクリアしてしまおう!という、究極のラクチンな選択なのかもしれません。中学受験に合格してしまえば、そのままエスカレーター式に高校・大学と卒業できるという学校も少なくないので、難解な受験に何度も挑戦しなくてすむということもあり、とても大切な段階だと思います。考えてみれば、どうしてワタシはその道を選ばなかったのかわかりません。
中学受験を題材にしたドラマがいくつかありましたが、お父さんとお母さんが一緒になって賢明にこどもの受験に取り組む姿は、笑いあり涙ありで、多くの人達の共感を得ました。それに感化されて、うちの子供も中学受験を受けさせたいという親御さんたちもかなりいたそうな……。しかし、子供が自ら勉強するという気持ちを養うのにも、大変な努力が必要だったりするものなのですよね。
中学受験を実際にしたことのある親御さんだったら、そのときのことを考えて、子供にもそのように接することができますよね。でも、経験したことのない親御さんだってたくさんいるはず。そうなった場合、いかに自分の子供にそのような気持ちを芽生えさせるか、ということも問題になってくるでしょうね。なかなかイメージできない事を、子供に勧めるのもむずかしいものでしょう。